アンコールタイガーFCが行う「1 Child 1 Ball Project」への協賛。
選手やチームスタッフがカンボジアの学校を回りサッカースクールを開きながら、「カンボジアの子供たち1人1人に1個ずつサッカーボールをプレゼントする」プロジェクト。
購入した権利を活用することで、主な活用領域は以下の7つです。
それぞれが独立しているわけではなく、もちろん組み合わせも可能です。ただお金を出すだけでなくて、目的をもってスポーツを活用しましょう。そうすることにより、お互いの価値が向上し、より長いお付き合いが出来るようになります。
1. ブランドの認知度やイメージの向上 スポーツの古典的な活用法の一つ。特にメディアに多く露出するような団体、リーグ、チーム、アスリートをスポンサードするときに活用出来ます。相対的に金額も高くなります。
例) 胸スポンサー、看板、のぼり
ヒント) 費用対効果は図りにくい。どの様な層にアプローチしたいのかにより、スポンサー先を厳選する。
2. 売り上げ向上 コラボ商品を作る事により直接売り上げに貢献する、キャンペーンなどを行う。(3つ買うとチケットが当たるチャンスなど)
例) ロゴを使った商品開発、コラボ商品の販売、キャンペーン
ヒント) キャンペーンなど出来る権利を買うが、その他にキャンペーンを展開する費用などが発生する。そこまで費用に入れておく。
3. ホスピタリティ 主にB to B 企業に有効な活用方法。取引先などと有効な関係を築いたり、新規顧客の獲得のために活用する
例) チケットを購入して取引先の方と観戦、VIP室への招待、プロゴルファーと一緒にラウンド
ヒント) B to B 企業にとっては有効な手段の一つ。
4. 社会貢献 スポーツへスポンサードすることの直接的な社会貢献、又はスポーツチームなどが行う社会貢献活動にスポンサードをする間接的な社会貢献。
例)
ヒント) 自社で社会貢献活動をするよりも、スポーツを活用したほうが色々と広がりがある可能性がある。例えば、クラブがファンと行う清掃活動にスポンサーをすることにより、メディアへの露出やそこに集うファンとのコミュニケーションが可能となる。
5. インナーマーケティング (社内に向けた意識改革や社員教育など) 主に社員向けに活用。愛社精神の向上、社員教育の一環として活用する。健康経営もこの領域に含まれる。
例) 運動会などの開催、アスリートなどを講師として呼ぶ、福利厚生としてチケットを購入、スポーツボランティアへの参加
ヒント) 直接的な売り上げなどに繋がらないが、社員にとって何らかのプラスになる事を提供することにより、社員が能力を発揮しやすい環境を作る。
6. ビジネス開発 例) アンケートを取る、新商品の開発を一緒に行う、スポンサー同士のビジネスマッチング
7. 採用や社員の定着率向上 少子化に伴う国内の採用は企業にとっては死活問題となってきています。近年はスポーツにスポンサードすることにより、採用市場で有利に立てると注目されています。
カンボジアサッカー1部リーグに加入する日本人をオーナーとするサッカークラブ。
世界遺産であるアンコールワットがあるシュムリアップにホームタウンをおく。
ボールプロジェクト発足のきっかけと想い
19年前の約束を果たすためだったんです。
私が貧乏旅行でカンボジアのバッタンバンという町を訪れた時のこと。
当時カンボジアは内戦明けで緊張感が高く、ところどころにゲートがあって、銃を持った兵士が通行者をチェックしている時代でした。
貧乏旅行中では決まって、暇なときはその辺の子供たちと遊んでました。
子供たちからは比較的人気者になるので、家に来てよ、とよく招待されてたので、「どこに住んでいるの?」とその子達に聞きました。
その少年は一切戸惑うことなく、こう答えました。
「ストリート」
その子の友達にはシンナーを吸ってる子もいました。
当時19歳だった私は心が張り裂けそうに痛みました。
そして、振り絞って聞きました。
「何か欲しいものある?」
少年は答えました。
「ボールが欲しい」
いやいや、家が先だろっ!と心の中で突っ込みましたが、、
「いつかボール持ってくるね」
その時に誓ったのは、
ビジネスで成功したらサッカーを通じて、
少しでも多くの笑顔が溢れるようなことをしよう。
それから15年経ち、カンボジアのプロクラブの買収の話が上がった時に、
忘れかけてたこの出来事を思い出しました。
そして、ビジネスでは全然成功してないけど、
すぐにこの「1child 1ball project」を発足させました。
「1child 1ball project」の詳細はアンコールタイガーFC加藤氏のnoteをご覧ください。
https://note.com/1981aki/n/nd628897e0cd0
カンボジアでのビジネスの促進のためのマッチデースポンサー、カンボジアへの出店のお手伝いなど、幅広いスポンサー活動を提供しております。